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仏像彫刻制作過程

私は彫刻の原型となる塑像を造らず下絵から直接彫りはじめる

他の仏師の方は像を彫りはじめる時点で塑像を造られることがあります。まず、塑像を造りそれを計測しながら大きな彫刻を仕上げるのですが、私は下絵を描き四方から原木に写し、いきなり彫りはじめます。下絵を描いた時に頭の中に立体が見えるのです。

仏像彫刻の制作過程を一部紹介します。

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古仏修復

過去の遺産、古仏を修復することの意義

修復の際に考慮する点

  • 現状のまま胎内の墨書を探す。またはできる限りの解体をして造られた時代を把握する
  • 造られた時代の手法を再現する
  • 必要以上に新しくせず、現状を維持させることに重きをおく
  • 修復箇所は後の為、解るように記載する。記録写真を残す。

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仏像を模刻する

模刻という定義 偉大な仏師の型を引き継ぐことは技術の継承と考える

模刻を依頼されることも多い。この仏像に惹かれてそのままのお姿を自分の手元に・・・とお考えの方も多い。惚れ込んだお姿だが模刻は単に機械的な複製ではない。あくまでも人の手による写しである。偉大な仏師の軌跡を写すことだと私は思う。